飾りじゃないのよ、腐葉土は

 

 

 こんにちは。

 

 

 今年も、よろしくお願いします。

 

 

 

 唐突ですが、寝室の広さが四畳半ほどです。

 

 

 カブトムシやクワガタの幼虫、冬眠中(と息子が言い切ります)らしいクワガタ成虫と同室です。

 

 

 好んでそうしているわけではないのですが、追いやられたもの同士が行き着いたところが同じ部屋でした。

 

 

 

 昨夜、少し驚いたのですが・・・

 

 

 冬眠中のコクワガタだけが住まうはずの数十センチ大のプラスチックケースの壁面越しに、どうみてもカブトムシの幼虫と思われる大きなヤツがいました。

 

 「『ここにはクワガタしかいない』と長男が言っていたはずだけど・・・?」

 

 

 既に長男は寝ていたので、今日になって確認してもらいました。

 

 

 本人もびっくりしていました。

 

 曰く、「秋に、卵も幼虫もいないのを確かめたつもりだったけど・・・」

 

 

 

 他のケース(幼虫専用ケース)は、秋から今まで、何度も土を換えてやったり霧吹きをしたりと、精力的に世話をしていたようですが、昨夜判明したそのケースは、土も換えず、霧吹きもしていなかったとのことです。

 

 

 実際、もとから土の量も少なかったので、生きていくには良好な環境ではなかったと思いますが、育つヤツは育つんだなと感心してしまいました。

 

 

 

 数年前まで、虫の世話をやらされていたのは私だったのですが、どういうわけか幼虫が成虫まで育つことはありませんでした。

 それどころか、冬が来る前に全滅してしまう状況が毎年続いたので、すっかりやる気をなくしたのですが・・・。

 

 

 注ぐ愛情の違いだったのでしょうか。

 

 

 

 

 子育ても愛情(なのでしょうか?)。

 

 

 

 

 以上、情の厚くない男がお送りしました。