「名前」は大切な贈り物


  こんにちは






  よく晴れた日曜日の午後、3年後には学童児であろう我が4歳娘と東山動物園へ行ってきました



  結構な人出でした




  娘にとっては、1歳半ぐらいの頃に行って以来なので、あっちにシマウマを見て、次はこっちにアザラシを見るといった具合に、思いつくまま気の向くままに動物を観て回る後ろ姿に、私は、ひたすらついて行くだけでした



  そんな中で、私が気になったのは、二頭のジャガー達です

  それぞれの檻は、隣り合ってはいましたが、壁で仕切られています


  そして、そのジャガー達の名前は、それぞれ、「チャゲ」と「アスカ」・・・



  チャゲは、何か悩み事でもあるかのように、壁に沿って、行ったり来たりを延々と繰り返していました



  アスカはというと、うずくまったまま微動だにせず、眩しい筈なのに、西日をずっと眺めていました




  居合わせた周囲の人達も、やはり名前のことを話題にしています



  二頭のジャガーが不憫に思えた私は、その後、娘と園内を回りながらも、心の中では代替の名前を考え続けました


  主だった代替案を書き記しますと・・・



  案1.トム&ジェリー
  → 検討の結果、廃案
  理由:中南米が誇るネコ科の野生動物に対して、いくら世界に通用するとはいえ、飼い猫とその遊び相手(しかもネズミ!)の名前を付けるのは、忍びない


  案2.サイモン&ガーファンクル
  →検討の結果、廃案
  理由:いくらビッグネームとはいえ、それなりの高年齢であり、ジャガーのような躍動する肉食獣には相応しくない


  案3.タカアンドトシ
  →検討の結果、廃案
  イマイチ、メジャー感に欠ける


  案4.植1&植5
  →検討の結果、廃案
  キックベース優勝チームの名前を譲り受けることで、二頭のジャガーも再び勝者に返り咲くことが可能になるが、如何せん学童保育クラブの名前は、一般の人々への浸透度が低い


  というわけで、いろいろ考えましたが、今のままの名前でいってもらうしかなさそうです



  あの名前が再び復権できる日が来ることを願うことにします

  故郷から遠く離れて暮らす、二頭のジャガーの為に




  ところで、学童児OBの中にも、将来は生き物を飼育する仕事に就きたいと表明していた子が、いた覚えがあります



  (他の目標を持っている子も含めて、みんながんばれ!)陰ながら、応援しています^_^