こんにちは。
仕事が休み中の方も多いと思います。
私も、昨日から一週間ほど休みです。
さて、お盆といえば、祖先の霊を祀る時期ですが・・・。
この時期、毎年の8月13日から15日まで、下の子が通う保育園で盆踊りが開かれます。
お寺と隣接している保育園であり、園長先生が住職でもあるので、そういったことになっているようです。
ちなみに、当たり前のことですが、その保育園を卒園して、植田ファミリーの一員となった在籍児童やOBは何名もおり、また、保育士さんの中には、ファミリーのOB父母もいます。
というわけで、昨夜も、家族で盆踊りに出かけました。
(直前までの雨も上がりました。)
ところが、到着すると、例年とは雰囲気が違いました。
前夜に、私の5歳になる娘経由で、少し話は聞いていたのですが、娘と同じ組の女の子が病気で亡くなってしまい、その子のお通夜が行われていました。
“盆踊りの直前にお通夜が予定されている”とまでは聞いていなかったので、私の格好といえば、ロックなTシャツ(レッチリのプリント)に、ヒザの高さで切ったジーンズというものでした。
お寺の境内(盆踊りが行われる場所)に着くと、見知った保育士さんが、「お焼香をしてあげてください。」と言うので、命じられるままに、そうしました。(場違いな格好に戸惑いながら・・・。)
焼香後は、広間(本堂)に座って、お通夜が終わるのを待ちました。
別の部屋で、遺族の人たちに向かって話をしている住職(兼園長)の話が、マイクを通じて聞こえてきます。
「お父さん。お母さん。○○ちゃんとは、必ずまた会えます。」
「私も、以前に死んだ父親とは、いつかどこかで必ず会えると信じています。」
といった話をしていました。
住職の話が終わると、喪主(○○ちゃんのお父さん)の挨拶でした。
引き続き、別の部屋のことなので、姿は見えませんが、マイク越しに声が聞こえてきました。
心中いかばかりか、全く想像できないのですが、そのお父さんは、用意した言葉を喋りきったようでした。
立派だなと思いました。
そんな感じで、お通夜が進み、全て終わると、例年通りの盆踊りとなりました。
住職からの、「○○ちゃんも一緒に踊りたいだろうから、みんな元気に楽しく踊ってね。」という、子ども達への呼びかけで幕を開けました。
全て、断片的に聞いた話なので、事実とは違うかもしれませんが、〇〇ちゃん、入園後しばらくは、なんの異常もなかったそうです。
ところが、昨年の途中から登園しなくなり、かなりの期間をおいて、久しぶりに現れた時には、歩行が覚束なくなっていたそうです。
それでも、今年の春のバス遠足には参加して、目的地では、お母さんのサポートを得ながら、我が娘とも一緒に遊んでいたと聞いていました。
なんというか、言葉もありません。
今日が告別式なので、それが終わると、現世とは違うところに旅立ってしまうのかもしれないけど、新しい世界は、きっと、ひとりで気ままに歩いたり、飛んだり跳ねたりできるんじゃないかと思います。
そうであればいいなと思います。
ということで、人の数だけ、いろいろなお盆があります。
今は、学童閉所期間。
学童児たちは、思い思いのお盆を過ごしてね。
【植田第5学童 今後の主な予定】
・8/18(火):他学童とのスポーツ交流
・8/20(木):全学年プールおでかけ
・8/26(水):高学年プールおでかけ 低学年映画鑑賞会
・8/28(金):ファミリースポーツ交流
・8/31(月):夏休み終了パーティー
・9/ 5(土):父母会
コメントをお書きください
てるてる坊主 (土曜日, 15 8月 2015)
人の数だけ様々なお盆があるのですね。一通り読み終え、心がジィーンっとしました。
自分は今から、藤枝のご先祖様のお墓参りです。嫁さん子どもたちとともに、今生きていることへの感謝とお礼をしたいと思います。