愛のために


   こんにちは。


   年末なので、思い切ったタイトルにしてみました。







   さて、久しぶりに、月刊誌「日本の学童ほいく」に目を通しました。


   ご存知の方も多いかと思いますが、その雑誌は、毎号、全国各地の学童保育クラブを、写真入りで紹介しています。


   私が手にとった号では、滋賀県の学童保育クラブが紹介されていました。





   紹介文からの抜粋を、箇条書きにしますと・・・、


・施設は、小学校の隣にある二階建ての元中学校寄宿舎を使用

・室内には、プレイルーム、学習室など、目的別に使用できる部屋があり、台所、お風呂も完備

・小学校のグラウンドや体育館も使用して、サッカー、バスケットボール、ドッジボールなどを楽しむことができる

・夏休み中は、小学校のプールを使用している

・小学校とは、日常的な情報交換、定期的な懇談会などを設けて、子どもたちのために協働している



   といったところです。




   彼我の差に、愕然としてしまいます。


   小学校に隣接しているという特殊事情を割り引いても、羨ましい限りです。




   「日本の学童ほいく」を読んでいると、今号の学童保育クラブに限らず、シャワーがある学童や、保健室とはいかないまでも、ベッドを完備した部屋がある学童など、よく目にします。



   国内には、名古屋市内の学童よりも恵まれない学童があるとは思います。間違いなく、あると思いますが・・・。

   しかし、市内の学童保育クラブの現状を、行政はどう考えているのか、やはり気になります。


   市内において、小学校とのパイプを持つことに苦労している学童があるとも聞いています。


(運営に関して、私は素人なので、トンチンカンなことを言いましたら、申し訳ございません。)



   それだけでなく、トワイライトスクールやトワイライトルームを、この先どうしていきたいのかも、見えてきません。




   そこに、ビジョンはあるのでしょうか。

   そこに、子どもたちを想う気持ちはあるのでしょうか。




   ビールを飲むに際して、美味いか否かを決める重要な要因が、器(グラス)にあるのと同じで、子どもを育てるにも、適した器があるか否かが、とても重要です。




   健やかな子どもを、ひとりでも多く育てることこそが、将来の街づくりに、延いては、国づくりにつながっていくのではないでしょうか。

   大げさに言えば、地球づくりです。








   そんな、柄にもないことを想っていたら、年の終わりまで、約3時間を残すのみとなりました。





   一人でも多くの方が、笑顔で新年を迎えられることを祈念して、今年最後のブログと致します。





   よいお年をー