ティアーズ・イン・ヘブン



   ことの経緯はこうです。



   息子が、ある平日の夜に、バスケットボールチームの体験練習へ行く予定になっていました。



   息子を連れていく役は妻で、5歳の娘を一人だけ家に残すわけにはいかないので、娘も連れていく予定でした。


   後で知ることになるのですが、娘はお気に入りのカバンにオヤツを用意していたようです。





   ところが、その3人が出かける5分ほど前に、私が帰宅できてしまいました。(仕事が順調に片付いたということです。)




   妻は、私が帰宅したのを見て、娘にこう言いました。

   「お兄ちゃんとお母さんとでお出かけするから、✳︎✳︎ちゃんは、お父さんと留守番しててね。」





   ・・・。


   懸命な読者の皆さまならば、娘の反応がどのようであったのか、容易に想像がつくことと思います。


   ご想像の通りです。





   娘は、(この世の終わりが来たか?というぐらいに)叫び、泣き喚き、地団駄を踏んで、怒りを表現しました。





   泣き止まないままに、息子と妻は出かけていき、娘と私が残りました。




   娘は、持っていくはずであったカバンから、おもむろにチョコバットを取り出して、勢いよく食べ終えるや、ひとこと「眠い」とだけ言って、眠りにおちました。





   あまりにも泣き叫ばれて、いかな鈍感人間の私でも、複雑な気持ちになりました・・・。





   ふと、漫画の登場人物が思い浮かびました。


(ブラックジャックもよく、ピノコの泣き叫びに困っていたなあ・・・。)









   (前置きが長くなりましたが)

   こんにちは。



   さて、泣くといえば、約10日後に迫りつつある、卒所サイクリングでも、涙が見られると聞いています。


(卒所サイクリングとは、6年生児童とその父母が参加する一大イベントです。私自身は、今回が初参加です。)




   宿泊先での夕食後に予定されているプログラムでは、子も親も、思わず涙ぐむそうです。


   というか、嗚咽してしまう参加者もいると聞いています。




   今回の参加者の中にも、きっとそういう人が、大勢いることでしょう。








   私は・・・。


   泣かないでしょうねー。



   鈍感な上に、ブラックジャックと同じぐらい、心の冷たい人間ですから(-_^)










   

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コメント: 2
  • #1

    たまーに限定解除 (水曜日, 24 2月 2016 23:43)

    大丈夫ですよ。この時期の犬山の地には泣沢女がいらっしゃるそうです。泣けると思いまーす。

  • #2

    とある父 (金曜日, 26 2月 2016 10:08)

    息子が肺炎からインフルエンザになり、嫁もインフルエンザを発症しました。我が家が野戦病院化してます。泣きたい。