はじめまして。
ブログ初登場です。
ずいぶん前に、ログイン権限をもらっていたのに、そのままになっていましたが、せっかくステキなエピソードがあるので、自分だけのものにしておくのは、もったいないと思い、初投稿いたしました。
現在、第5学童の高学年は、キックベース大会に向けて、猛練習中です。
明日は、本格的な練習試合。
みんな気合い入ってます。
第5学童の子どもたちのがんばりは、他の学童の間でも噂になっているほどです。
以下は他学童のママから聞いたお話です。
昨年の練習試合でのこと。
4年生にとっては、初めてのキックベースで、両チームとも、みんな緊張気味。
そんな中、相手チームの4年生R君が、ちょっとしたミスをしてしまい、リーダーの子がキレて怒鳴ったのです。
怒鳴られたR君は、グラウンドから逃げ出し、試合放棄してしまいました。
試合は中断。
相手チームのリーダーの子はいらだち、子どもたちに、緊張感が走ります。
応援に来ていた両学童の父母たちも、どうしたものかと、思案していたところ、
われらが第5学童のエース、S君が、相手チームのリーダーに、そっと近づき、
「そんなふうにミスを責めても意味ないよ」
と、諭したのです。
そして、すねている相手チームのR君にも、
「いつまでもすねてたらダメだぞ、一緒にがんばろう」
と、優しく声をかけ、はげましました。
結局、その日、R君はすねたままでしたが、心はがっちりつかまれたようで、その日から、R君にとって、S君は、憧れのお兄ちゃんになったそうです。
この出来事があってから、相手チームの学童児たちは、本当のリーダーシップとは何か、を考えるようになり、
バラバラだったチームが、一つにまとまったそうです。
結果的に、敵に塩を送ることになり、本番で、第5学童は敗れてしまい、
その学童が優勝してしまったのですが、
「勝てたのは第5学童S君のおかげ」
と、心から感謝されています。
自分のチームのみならず、相手チームのことも思いやるなんて、すごいと思いませんか?!
わが息子であるかのように、S君を誇りに思いました。
ところで、
子どもたち以上に、心をつかまれたのが、相手チームのママたちです。
運動会では、
「ほら、あの子だよ」
「キャー、かっこいい~♡」
完全にアイドルを見る目になっていました。
そんなS君も、もう中学生。
第5学童の子どもたちに、そのスピリッツは、しっかりと受け継がれています。
明日の練習試合が楽しみです。
次のヒーローは、君だ!
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馬の骨 (金曜日, 11 5月 2018 22:45)
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