水泳パンツにかぶれたら

 

 こんにちは。

 

 

 もしも、かぶれたら・・・。秋が来るのを待ちましょう。

 

 全ては、時が解決してくれます。

 

 

 ただ、水泳パンツでかぶれる人は、そうそういないと思います。

 

 

 

 さて、数日前のことですが、現役火の神と過去火の神による、将来に向けてのカンファレンスが開催されました。

 

 そのカンファレンス。神界中の耳目を集め過ぎてしまい、いろんな神が押しかけてきそうな雰囲気があったので、人間界の『居酒屋』という業種の場所にて、ひっそりと開催しました。

 

 神であることがバレてはいけないので、仕方なく『ビール』と呼ばれる飲み物を飲んで、周りに溶け込む努力をしました。

 

 

 

 カンファレンスのテーマは【Yキャンプ場における、井桁の最適な構造と、点火から全焼までの必要十分な酸素供給方法の相関について】でした。

 

 参加した各火の神からの、正鵠を射た鋭い意見は、次年度以降の学童キャンプに向けての、大いなる指針となることでしょう。

 

 

 

 なお、その日のカンファレンス後のことです。

 

 神数名は、人間の姿を借りたまま、人間達の娯楽とはどのようなものであるかを知るために、ショットバーという業態の店や、ビリヤード場という社交場へ行ってみたりしました。

 

 

 ショットバーというところでは、グラスを一つ、床に落として割ってしまいました。

 

 もちろん、人間界におけるガラスの強度を入念に調査するためにです。

 

 割れたグラスを元に戻すことなど、神にとっては簡単なことでしたが、人間界で神業を披露するのは、神界の掟に反するので、「すまぬ、すまぬ。」と言いつつ店を後にしました。

 

 

 

 また、ビリヤードという娯楽に興じた際は・・・。

 

 ボールをポケットに入れることなど、神にとっては、鼻歌を歌うことよりも容易なことでしたが、周囲の人間を驚かしてはいけません。

 

 そこで、わざと「キューが手玉をかすっちゃった!」的なことまで演じて、ビリヤード下手を装いました。

 

 

 

 

 そんなこんなで夜は更けました。

 

 人間界の遊びを満喫した神たちは、ルイ・ガミというブランドの自転車に乗り、『カミング・ホーム』というナンバーを口ずさみながら、神界の家に帰りました。

 

 

 

 

 

 ということで。

 

 

 学童在籍父母の人たちの中で、火の神になってみたい!という人は、ぜひ立候補しましょう。

 

 立候補、即、当選。

 

 ではないでしょうか。

 

 

 

 他方、まだ学童父母でない方は・・・、まずは、どうか学童に入所してください。

 

 入所、即、なれ初め語りです。

 

 

 

 

 

 ご一読、ありがとうございました。