涙の理由

 月曜日の夕方、ある高学年男子のA君が目を真っ赤にして、うつむいていました。

お迎えに来ていたお父さんが、理由を聞いても答えず、無言のまま帰っていきました。

 

 

誰かとケンカでもしたのかなー? なんて思いながら見送っていると、 

 

 

しばらくして、

 

 

公園でキックベースの練習をしていた子どもたちが、ぞろぞろと戻ってきました。

 

ちょっぴり暗い顔をしている子もいます。

 

子どもたちに聞いてみると、

練習試合で、第3学童にボロ負けしてしまったそうです。

 

 

「第3学童、強すぎる。。。」

 

 

 

たかがキックとあなどるなかれ。

 

子どもたちは、青春のすべてをかけています。

 

 

中でも、その日、誰よりも真剣に挑んでいたA君は、悔しくて涙があふれてしまったそうです。

 

 

その姿を見られたくなくて、先に戻ってきたのでしょう。

 

 

悔し涙を流せるのは、本気でがんばったからこそ。

その涙、とってもステキです!

 

 

そうそう、

 

さぞかし、お父さんが心配しているだろうと思い、メールさしあげたところ、

 

「そうだったんですか!

僕が聞いても何も話してくれないので…」

 

と、嬉しそうな返信がありました☆

 

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コメント: 2
  • #1

    しゃむすか (水曜日, 15 5月 2019 18:08)

    ジャイアント・キリングという言葉が、なぜ存在するのでしょうか。

    それは、現実に、ジャイアント・キリングが起きるからです。

    第5の子たち。
    起こしちゃって!
    ジャイアント・キリングを!!

  • #2

    安西光義 (金曜日, 17 5月 2019 07:56)

    ノーヒットノーランをCSでやり遂げた巨人のエース、菅野投手でさえ、阪神に打ち込まれ10失点なんてこともあります。

    湘北でもヤマオーに勝つこともあります(分からなければ親に聞いてね

    勝負に絶対などありません。
    食らいつけ、子どもたち。