【 Real Messages For Everyone 】その1


   こんにちは。


   予告編の投稿から数時間しか経っていませんが、卒所児童父母からの作文が届きましたので、以下に掲載いたします。


   読者の方のうちで、学童のことをよくご存知ではない、例えば外部の方にとっては、分かりづらい箇所が少なからずあると思います。
   がしかし、原文のまま掲載することをご了承ください。

   原文全体から立ち昇る、雰囲気や匂いを感じ取っていただけると幸いです。


   なお、原文をコピー&ペーストしますが、なぜか文字が大きくなります。併せて、ご了承願います。


(では、点線以降です。)

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学童への入所の決め手は、災害訓練の児童引き渡しを学童が行ってくれるからだったと思います。あまり深く考えず、ほぼ入所を決めていましたが、合同説明会に行けなかったため、個別で行ってもらうことに。指導員に2プレで話を聞いたのを覚えてます。昼間に子供たちと作ったおやつの余りを息子にいただき、なんだかあったかい場所だなと感じました。この時、指導員は「この家庭は入所しないだろうな」と思っていたのは、6年後に知ることになります。

低学年の頃はあっという間に、学童の仕組みもわからないまま過ぎ去っていきました。とりあえず子供が楽しそうに毎日暮らしていることだけはしっかりわかっていたので、本当に安心していました。

家では頼りない息子が高学年になり、夫婦で「あいつは本当に大丈夫か?」といつも心配していました。それを、何言ってやがるんだコノヤロウと言わんばかりに見せつけられたのが最後のキックベース大会。まさかの準優勝で、もしやコイツ、持ってるなと感じた1日でした。

続いて運動会でも、足の遅い息子を勝たせるための指導員の努力が功を奏し、リレーで見事ぶっちぎりで1位。この先一生、ゴールテープを切る事はないんじゃないかと思っています。1位ゴールの瞬間、テントで拍手が沸き起こり、皆さんの暖かい心にさらに感動しました。

6年生の最後の学童行事は、親としては涙無しでは見れないものばかりで、いつの間にか泣きポジションになっていたのも驚き。こんなに泣かされるなんて。

結局は学童生活で、息子が何を感じ、何を吸収して成長したのか。それがあの作品展の絵にすべて表現されているんだと思います。

学童に行きたくないなんて、1回も聞いたことない。最高な仲間に囲まれて、一生モノの宝物を手に入れたんだと思います。親子ともにね。



(おしまい)



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コメント: 3
  • #1

    コロナには負けない (水曜日, 01 4月 2020 17:23)

    親の思いに感動しました。

  • #2

    管理者 (水曜日, 01 4月 2020 20:41)

    “コロナには負けない”さん、コメントありがとうございました。

  • #3

    ドラゴンの母 (月曜日, 06 4月 2020 05:26)

    学童で過ごした時間は、子どもにとっても親にとっても、人生の宝物になるんですね☆
    卒業&卒所おめでとうございます!