こんにちは。
立て続けに投稿しています。(本日二回目です。)
本日の午前に届いた作文(その4)が最終かなと思っていました。(私が卒所生父母に示した原稿の締切が、4/12なので。)
したがいまして、「その4」の原文が『真打ち』になるだろうと思いました。
しかし、違いました。
本日の午後に、新たな原文が被せてきました。
きっと・・・。
子の小学校卒業〜中学入学という時季は、親にとっても、とても大きい時季であり、情感が奔流のように溢れ出る貴重な時季なのでしょう。
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『卒所に添えて』
6年前の小学校入学前、家のポストに当時の父母会長(このブログの管理人さん)から入所のお誘いお手紙が投函されていました。
うちは、80%入所の方向で決めていましたが、20%は父母活動やトワイライトスクールの安さで悩んでいる最中でした。
「もうこのお手紙が入っている以上、逃げられない」
(同じマンションに住んでおりまして、顔も住所も割れている)
と言う経緯で入所しました(笑)
入ってみると、男女合わせて4人!!
「しまった、これは失敗したか」と一気にテンションが下がってしまいました。
でも本人は最初のうちはモジモジしていたものの、元々活発なこともあり、どんどん馴染んでいき、毎日学校は行きたくないけど学童は行くと、それは卒所まで続きました。
たった4人しかいないのが、逆に良かったのか仲良くずっとしてきて、周りは女の子が引っ張って、男の子は付いてきてるだけと思ってると思いますが、本当は男子2人はとても優しくて、人の意見を受け入れる寛容さがあるからこそ、4人上手く行ったんだろうなと思います。
途中うちは1年半も休所しました。私はそんな迷惑かけられない、辞めるよ、でも娘は、「卒所アルバムが絶対欲しい!だから絶対辞めない」と言って聞きません。
冷や冷やしながら、復所しました。そして卒所の時に貰ったアルバムを見て、これは欲しくなるはずだなと泣きながら思いました。
こんなにもいろんな体験させて貰って、こんなに大切に育てて貰ったんだなと。
中学の入学式の帰り、4人で学童に寄って、「おめでとう」と声をかけてもらい、写真を撮りました。
私はもう本当に最後だなと思ってましたが、K指導員が「これで縁が切れてしまうことは今までもないですから」とサラッと言ってくれました。
中学への行き帰りに通ることもあるだろうし、これからも微力ながら協力もさせてもらいたい。
そして今後も私たち親子の拠り所として、ずっとあり続けて欲しい、そんな気持ちで卒所して行きます。
本当はもっと書きたいことがたくさんありますが、最後に、お誘い頂いたお手紙のおかげで、大事な6年間を楽しく過ごさせて頂きました、感謝してます!当時の父母会長さん!
「最後に」が何回もですが、、
今コロナの影響で、みんなが不安定な中で生活しています。子供達が元気に居られるのも学童のおかげです。卒所した4人は、今どんなに恵まれていたか痛感しています。
こんな状況でも、みんなが笑って過ごせますように。
(おしまい)
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管理人 (土曜日, 11 4月 2020 21:24)
卒所生父母に対しては、原稿を募集するに当たって、一つの条件を設けました。
その条件とは、「私(管理人)への感謝の言葉は書かないでください。感謝の気持ちがあるのは当然ですが、書かないでください。」でした。
しかし、とうとう書かれてしまいました。
定められた条件を破ってでも、書かざるを得なかったのでしょうか。
今回だけは、条件破りを許そうと思います。
だって、百の感謝の内、一つしか書かれていないのですから・・・。
在宅勤務中の父 (月曜日, 13 4月 2020 10:52)
感動溢れる作文、有難うございます。
筆者の夫 (月曜日, 13 4月 2020 22:47)
私も卒所アルバムを見て、泣けました。
実の親でも作れないくらい、手がかかっていて、立派なものでした。
それくらい愛情をかけて、見てくださっていたんだなと、
改めて実感しました
ありがとうございました