学童で培われる人間力


   こんにちは。


   先週の平日の夕方、久しぶりに学童へ行きました。(私は、在籍家庭の父母の一人です。)


   その日は子を迎えに行ったのではなく、他の用があって行ったのですが、学童の玄関を開けて中に入ると、走り寄ってきた、ある低学年児童にこう言われました。

「こんにちは。誰のお迎えですか?」

   私は「今日は迎えじゃないけど・・・。」と返答しながら「あれ?」と思いました。


   なぜなら、私に話しかけてきたその子は、よく知っている子だったからです。

   私は思いました。(これまでに何度も、私の子も交えて一緒に遊んだことがあるのに、この子は私のことを忘れてしまったのだろうか?)


   訊かずばなるまいと思い、質問しました。

「ねえねえ。△△(君)、もしかして、おじさんのこと忘れた?」


   その子は、普通に言いました。

「✳︎✳︎ちゃんのおとうさんでしょ。」


   その答え、正解でした。




   以上、学童父母は、学童に行く度に、意表を突いてくる会話をこなしながら、父母としての人生を日々送らねばならないのです。