実録:複雑に入り組んだ現代社会

 

【登場人物】

・サーシャ(女子学童児)

・マルティカ(女子学童児)

・ハリルホピッピ(学童パート指導員)

・タッド(サーシャの父親)

 

 

【記録】

(1)

ある日のこと。サーシャが体調不良により、小学校と学童を休む。

 

(2)

その日の夕方。マルティカからサーシャに電話あり。

「マンション1階のポストに、手作りクッキーを入れておいたよ!」

 

(3)

サーシャ、仕事から帰宅したタッドに言う。

「ポストにクッキーが入っているはずだから、取ってきてほしい。」

 

(4)

タッド、ポストを見にいくも、クッキーは確認できず。

 

(5)

サーシャ、マルティカに電話して問いただす。

「もしかして、私の家(1009号室)のとなりのポストに入れちゃったんじゃない?1008号室とか・・・。」

 

(6)

マルティカ曰く、「あ。間違えて9001号室のポストに入れちゃった。」

 

(7)

それを聞いたタッドが「9001ならハリルホピッピの家じゃないか。早速連絡してみよう。」

 

(8)

タッド、ハリルホピッピにメールする。

 

(9)

ほどなく、ハリルホピッピから返信あり。

「マルティカからインターホンが来て、クッキーは僕へのプレゼントだと思い、食べてしまいました。」

 

(10)

タッド、ハリルホピッピからの上記返信は冗談と受け止めて、次のメールを待つ。

 

(11)

しばらくしてから、ハリルホピッピからタッドへメール到着。

「僕のチョコでもよかったらどうですか!?」

 

(12)

タッド、ハリルホピッピへ返信。

「やぶさかではない。」

 

(13)

数分後、ハリルホピッピがタッド家を訪問。市販のチョコレートを渡す。

 

(14)

タッドが、ハリルホピッピやマルティカから(直接的/間接的に)聴取した経緯は以下の通り。

 

・マルティカ、9001号室のインターホンを鳴らし、モニター越しに「マルティカですけどクッキー入れておきます。」と言った。

 

・その時マルティカは、インターホンで応対した相手をサーシャの兄と誤認した。

 

・ハリルホピッピは、(いきなり、なぜ自分に?)と訝しんだものの、普段保育している児童からだったので、そのまま受け取った(すぐさまポストへ取りに行った。)

 

・そして、ハリルホピッピは空腹だったのか、むさぼるように完食した。

 

 

 

以上。

 

 

*マンションの室番号は架空の号室である。

*事実を、極力時系列に記載した。

 

 

 

【所感】

バスケットボールの神様であるマイケル・ジョーダンは、かつてこう言いました。

 

『10本連続でシュートを外しても僕はためらわない。次の1本が成功すれば、それは100本連続で成功する最初の1本目かもしれないだろう。』

 

マルティカちゃんも、100回連続でクッキーを焼くつもりでいてくれれば幸いです(^_^)

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    カタリーナ (金曜日, 30 10月 2020 23:31)

    あは❗
    そんなことがあったんですね❗
    でも、やさしいお友だちですね❤️

  • #2

    執筆者 (土曜日, 31 10月 2020 21:47)

    カタリーナさん

    コメント、ありがとうございます!