Ａさんの「飾りじゃないのよ 涙目は」

『完全卒所』

時には面倒だと思った、学童行事。

コロナで全てが『当たり前』ではなくなりました。

1回目の卒所時は、行事の縮小や中止を余儀なくされ、子供にも我慢させることが多かったです。

9年目、完全卒所を迎える年。

世の中はコロナ対策緩和への動きがあり、縮小はあるものの行事のある日々が戻ってきました。

今までの『当たり前』を知っているため物足りなさを感じつつ、子供たちのイベントに全力で取り組み、楽しんでいる姿をみて、行事が実行できるだけで幸せなんだと思い知りました。

その中でも特別な思い出となった卒所サイク。

やはり学童行事の集大成というだけあり、親が感じる達成感も半端なかったです。

年々涙もろくなり、ちょっとしたことで泣いてしまう日々ですが、サイクの2日間は嬉し涙も疲れ涙も、ごった煮になったものでした。

この年になり、必死に物事に取り組むということは仕事以外では（仕事でもないか…）中々無いと思います。

仲間とともに励まし合い、成し遂げる喜び。

これは子供も大人も同じように感じることができたものだと思います。

子供たちの引率のためにと乗った自転車で走り切ったサイクの道のりは、大笑いしながら人生を楽しんでいる姿を子供たちに見せつけることができた時間だったかもしれません。

親も子も成長できる、楽しめる。

学童はそんな場所だと感じています。

pricelessな体験をさせていただき、本当に感謝しています。

ありがとう学童。

さようなら学童。

皆様も学童で、pricelessな時間が過ごせますように…