Cさんの「飾りじゃないのよ 涙目は」

長男の時から12年間、指導員さん、父母の皆さん、子どもたち2人と関わってくださった皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

長男の時は、1の年生の時に長女が生まれたこともあり、また保育園の時との運営への参加の仕方も違って、最初の1年間は本当に必死についていくという感じでした。その場その場で子どもの頑張る姿に感激しながらも、学童生活を楽しむ余裕はありませんでした。

その後我が家は、学童の対応は主人がメインに、私は長女の保育園をメインに、という形で数年を過ごさせていただきました。

長男が4年生になった頃から、私も少しずつイベントにも参加するようになり、思い出もたくさんできました。中でもトーチを初めて回した4年生のキャンプは忘れられない思い出になりました。

火のついたトーチを我が子が回すという、練習の時から心配する気持ちを必死に抑えて、ただただ安全に回し切ることを祈りながら見守って、当日、立派にやり遂げた姿を見た時には安堵と共に成長した姿にとても感動しました。

運動会の竹馬で走る姿、キックベースの試合、私が経験したことのないことを仲間と協力しながら一生懸命取り組む姿に、何度も歓声をあげなが感動させてもらいました。

大学生になった長男は、学年を超えて学童の仲間や当時の指導員さんたちと今でも時々会っています。
きっと訳もわからず学童に入所して、最初は戸惑うこともあったと思いますが、6年間でかけがえのない仲間ができたことが、子どもにとって何よりも財産になったと、ありがたく思っています。

そしてこの3月で卒所する長女ですが、長男が入所していたこともあり、当たり前のようにお世話になることになりました。
とはいえ、長男は卒所してしまっているので、やはり最初はひとりで戸惑うことも多かったのではないかと思います。

でも程なく、優しいお姉さんたちに遊んでもらうようになって、「○○ちゃんが、今日こんなことしてくれたの」とその日にあったことを楽しそうに話してくれたり、指導員のお姉さんたちも本当に素敵な人ばかりで、長女は学童での女子トークをとても楽しんでいるようでした。

それからキャンプや運動会、キックベースなど、体を動かすことが大好きな娘は、その時その時の取り組みに精一杯取り組んで、ひとつひとつできることも増えていきました。練習の中で、悔しかったこと、嬉しかったことを話してくれるのを聴きながら、娘の頑張りを応援すると同時に成長を感じることができたのは本当に幸せな時間でした。

そして6年生最後の卒所サイクル、子どもたちは逞しく育って、親の私たちの方が心配されながら走ったように思います。一区間だけ子どもと一緒に走った時は、あまりのスピードの速さにその区間は必死にペダルをこぎ続けて、親のチームに戻った時は本当にホッとしたものです。

最初は自転車で往復の参加をするつもりはありませんでしたが、ひとりのお母さんが「私は走るよ」と決意表明をしてくださって、お陰で私も走ってみようという気持ちになることができたこと、本当に感謝しています。

長男の時は伴走車から応援しながらの参加でしたが、今回走ったことでこの道を長男も走ったんだなと7年前に走った長男のことも想うこともできて感慨深い時間になりました。

そして道中、母3人で子どもたちよりもキャーキャー言いながら楽しく走ることができたこと、一生の思い出になりました。

子どもたちの絆を、この2日間に様々な場面で感じることができましたが、親同士も学生時代の友達のように楽しく旅行ができるほど仲良くなれたこと、この6年間楽しいことも大変なことも一緒に超えてきたからだと、本当に素敵な時間を過ごさせてもらったなぁとあらためて思いました。

学童の活動や運営を仕事や家のことと両立していくことは大変なこともありましたが、振り返れば全部よい思い出です。

最後に、たくさんの感動とかけがえのない仲間との絆を作る機会をいただいたことに、本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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コメント: 2
  • #1

    管理者 (日曜日, 26 3月 2023 21:38)

    Cさん、ありがとうございました!

  • #2

    完卒母 (月曜日, 27 3月 2023 20:27)

    思い出してまた泣ける
    へっぽこ決意表明、してよかった
    そして1人なら確実に成し遂げられなかった