Dさんの「飾りじゃないのよ 涙目は」


2歳上のお姉ちゃんをあわせると、8年間学童でお世話になりました。

8年前に、お姉ちゃんが1年生になる登所初日のお迎えからの帰り道で、『ママが仕事に行ってからこっそり学童で泣いたんだよ…』と打ち明けられ、胸が締め付けられる思いがしたことが思い出されます。
実は親の私も学童1年生で、パワー溢れる学童の物凄い一体感に呆気にとられ、私も泣きたい気持ちがあったように思います。

何事も前向きに関わってみないと本当にわからないもので…子供は上級生にかわいがってもらいどんどん学童に慣れ、上級生に憧れ、私も懇談会や、バザーにキャンプに運動会…参加をする度に、パワー溢れる雰囲気に居心地の良さを感じるようになり、学年を超えてお話をできる父母さんが増え、仕事や家事を行いながら参加をすることが大変だ〜という思いを持ちながらも、振り返ると、どれも楽しく記憶に残る思い出として残っています。

コロナ禍で、学童から足が遠のき、心までも学童から離れて行きそうなことがありました。
あんなに大変だと思っていた数々の行事ごとが開催できないことに、楽なんだけど…物足りなさを感じる程の刺激不足…心が遠のいたのではなく、刺激不足…?卒所行事のサイクで往復90キロ、ワイワイガヤガヤ自転車に乗ることで最後取り戻した気がしています。
この卒所サイクは、何年後に振り返っても、とっておきの素敵な思い出として思い出すことと思います。

卒所行事を終え、改めて、1年生から放課後を学童で一緒に過ごした時間は、本当にかけがえのないものだったと感じています。おやつを一緒に食べたり、目標をたてて取り組んだり、おでかけしたり、励ましあったり、ふざけあったりする毎日の繰り返しが、お互いを思いやる気持ちを育て、やりきる強さが育まれ、最後に卒所行事を笑顔で終えることができ、子供たちに関わってくださった指導員の方々には感謝の気持ちで一杯です。

行っても行かなくても、当たり前のようにあった学童ですが、この環境を作り上げ、維持することは本当に大変なことだと改めて感じています。関わってくださった皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。




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コメント: 1
  • #1

    管理者 (金曜日, 31 3月 2023 21:31)

    Dさん、ありがとうございました!